成語で拓く中国語

原口昭一/著
発行/かんぽうサービス
発売/かんぽう
定価/1,575(税込)

A5判/158頁


中国語をある程度やったことがある方なら、四字熟語や成語に何度も遭遇したことがあると思います。
私は最初この成語を避けてきました。
先生も積極的に覚えろとは言わないし、使用頻度もそんなに高くないので正直、覚えなくても逃げ切れると思ったからです。
でもそれがとても甘い考えだったことを後々になって私は教えられることになるのです!


著者からの一言
成語の本に限らず中国語の教科書はある一定のレベルを持ちつつも、くだけた表現のとっつきやすいものが少ないと常々考えていました。確かに勉強する、中国語を習得するというのがというのが目的なのだから、正確な内容をそつなく詰め込んだ本ならば目的が達成されるわけで文句は言えないのですが、でも何か違うんじゃないかなと引っかかっていたのも事実です。

私は同じ勉強をするなら、仏頂面して真面目に取り組むのではなく「面白おかしく」やりたいという思いがありました。で、それがないのなら作ってしまえということで書いたのが今回のこの『成語で拓く中国語』です。
今回この本を作る際、一つのコンセプトをかかげました。それは「読んで元気になる本」です。中国語は何も仏頂面して学ばなければならないという決まりはありません。「面白おかしく、そして元気に」中国語を学ぼうじゃありませんか。

この本は成語とそれを使った例文、その成語にまつわるエッセイの主に三つの部分からなっています。エッセイを飛ばして成語をぐんぐん覚えるのも良し、例文はひとまず置いておいてエッセイから読み始めるのも良し、それは皆さんにおまかせします。

中国には「抛磚引玉」といって自分の未熟な見解を述べて大方の卓説を引き出す、という意味の成語があります。この本がきっかけになってよりわかりやすく、より親しみやすい成語の本ができてくれば私はうれしく思います。